仁尾小学校へ防災備蓄品を搬入しました
2022/07/04
南海トラフ地震にそなえて身を守ろう!
15,000人以上の尊い命をうばった東日本大震災。あの悪夢の日から7年を迎えました。
地震列島の日本に暮らしている限り、地震災害は対岸の火事ではありません。
仁尾町においても南海トラフ地震の発生で震度7。
津波の水位は観音寺港で3.4mの発生が懸念されます。
来るべき災害を知った上で、自宅の耐震化や家具の転倒防止などの備えをする必要があります。
まちづくり推進隊仁尾では、これまで3年間に渡って町内3ヶ所の緊急避難所に様々な物資を備蓄して参りました。
今年度は、熊本への視察研修で市の担当者からお伺いした経験談を踏まえ、一番困ったトイレの問題と、次に困った水の確保について安心安全部会で協議し、簡易トイレを配備することにしました。
3月7日(水)に、仁尾小学校、曽保小学校、家の浦地区に計7台の簡易トイレを配備しました。
当日はNHKが取材に訪れ、仁尾小学校6年生46名と校長、教頭、まちづくり推進隊から6名が参加し、児童の皆さんに簡易トイレの組み立てや使い方を体験していただきました。
危機感を持った防災への取り組みをこれからも継続していきたいと思います。
また、自分・家族そして地域の現状を把握して、被害想定を知ることも大切です。
まちづくり推進隊仁尾の助成金を受けて活動を行っている、におっこ清掃探検隊の24名の児童や生徒達が、4年間に渡って仁尾校区の市街地や河川、そして海岸線を清掃奉仕しながら調査、地域住民からの聴き取りを行い、仁尾校区の防災マップを作成してくれています。
この防災マップは、第14回全国小学生のぼうさい探検隊マップコンクールにおいて、全国2582点の応募があった中で見事に、防災担当大臣賞に輝きました。
活動された皆さんが将来の防災リーダーとして活躍していただける事を期待しております。