地域づくり団体全国研修交流会 熊本大会
2016/11/20
地域づくり団体全国研修交流会に参加する為、まちづくり推進隊仁尾メンバー6名で、11月11日~11月13日の日程で、熊本県に行って参りました。
今回の研修会の目的は
地域づくり先進地の事例を学ぶと共に、他のまちづくり団体との交流を通して、今後の仁尾のまちづくり活動を考える
熊本地震の被災地の訪問を通して、地震災害の怖さと教訓、そして復興への足取りを体感する
の2点です。
熊本駅に到着し、一日目は熊本市川尻地区のまちづくり事例を学習しました。
開懐世利六菓匠の活動(町の小さな和菓子屋さんが集まって、和菓子を使ったまちおこしを行っています。)について紹介を受け、このような活動は仁尾にも参考になると感じました。
二日目は、まず午前中に水前寺活性化プロジェクトの紹介を受けました。
水前寺成趣園はとてもきれいでした。
水前寺の活性化プロジェクトでは、伝統文化の継承と、地域を愛する人材の育成の為、子供達が日本舞踊を学び、色々なイベントで舞を披露しているそうです。
午後からは熊本城を見学。
熊本城は大きく被災しており、城内に入ることはできませんでした。
遠くから見る崩れた石垣が、地震の激しさを教えてくれます。
地震で被災した方との話では、「地震発生直後は、忙しくて行政の手が回らない為、地域に住んでいる人たちの協力で乗り切るしかない」という話が印象的でした。
日頃から地域内でコミュニケーションを取り、いざという時に助け合えるような体制を整えておく必要があります。
3日目は、山鹿市の八千代座で研修の全体会に参加し、様々なグループのまちおこし事例を聞きました。
八千代座の外観。国指定の重要文化財であり、内部も歴史を感じる素晴らしい建物でした。
普段は、仁尾町を中心とした視点でしかまちづくりを考えていなかった為、他の地域のまちづくり事例を知れたことは本当に勉強になりました。
今回の経験を活かして、今後はもっと広い視点、アイデアでまちづくりを企画していきたいと思います。
対応して下さった、熊本県の各地域づくり団体の皆様には、とてもお世話になりました。ありがとうございました。